卓球の大会にはどんな種類がある?レベル別の出場先

試合に出てみたい。でも、どこを探せばいいのか分からない方へ

卓球の大会は、実はひとつの形だけではありません。地域の方が気軽に集まるものから、年齢や実力で細かく分かれたものまで、幅広く行われています。この記事では、大会のおおまかな種類と、初心者の方が出場先を見つけるまでの流れを整理しました。読み終えるころには、自分がどのあたりから始められそうか、見当がつくはずです。

この記事でわかること

  • 卓球の大会にどんな種類があるのか(市民大会・オープン大会など)
  • 年齢別のカテゴリーや、団体戦と個人戦のちがい
  • 初心者の方が出場先を探す方法と、試合に出ると練習がどう変わるか

大会の種類をおおまかにつかむ

市民大会・地域の大会

まず身近なのが、市区町村や地域の卓球協会が開く大会です。名前は自治体によってさまざまですが、その地域に住んでいる方、あるいは働いている方を対象にしていることが多く、卓球を始めて間もない方でも参加しやすい枠が用意されている場合があります。会場も近く、半日から一日で終わることが多いので、最初の一歩としては現実的です。

ただし、対象になる範囲や申し込みの方法は大会ごとに異なります。必ず主催者の最新の要項を確認してください。ここが毎年少しずつ変わることは、めずらしくありません。

オープン大会

オープン大会は、住んでいる場所に関係なく申し込めるタイプの大会です。実力別にクラスが分かれていることが多く、初級・中級といった区分や、ラケットの種類ごとの区分が設けられている場合もあります。人によって違いますが、「同じくらいの相手と当たりたい」という方には、こうしたクラス分けのある大会が合いやすいです。

参加できる条件や区分の考え方は、主催者によってかなり幅があります。申し込む前に、その大会の要項を最初から最後まで読んでおくと安心です。

クラブ単位で出場する団体戦

卓球には、所属するクラブやチームの単位で出場する団体戦もあります。いわゆるクラブ選手権と呼ばれる形式です。個人ではなく、チームで勝ち負けを分け合う。この感覚は、ひとりで出る大会とはまったく別ものです。

出場するには、あらかじめチームとして登録が必要になることもあります。登録の時期や必要な手続きは主催者ごとに違いますので、こちらも最新の要項でご確認ください。

年齢や形式でカテゴリーは分かれる

年代別のカテゴリー

子どもの大会では、学年や年齢に応じてカテゴリーが分かれます。よく耳にするのが、ホープス、カデット、ジュニアといった呼び方です。おおまかに言えば、ホープスは小学生年代、カデットは中学生年代、ジュニアは高校生年代を指すことが多い区分です。

ただし、この区切りは大会により異なります。同じ「カデット」でも、対象となる学年や生まれ年の基準が主催者によって違うことがあるためです。保護者の方からよくあるのが「うちの子はどれに出るんでしょう」というご質問ですが、これは要項を見ないと答えが出せません。必ず主催者の最新の要項でご確認ください。

一般の部と、年代別の部

大人の大会では、年齢を問わない「一般の部」と、年代ごとに分かれた部があります。三十代、四十代、五十代……と十歳きざみで区分されることが多く、シニアの方が同世代同士で戦える場が用意されているわけです。

最初のうちは「自分の年代の部に出るべきか、一般に出るべきか」と迷う方が多いです。どちらが正解ということはありません。同世代とじっくり戦いたいのか、若い選手のスピードに触れたいのか。目的で選んで構いません。

団体戦と個人戦

個人戦は、シングルスやダブルスで一人ひとりが勝ち上がっていく形式です。結果がそのまま自分に返ってくるぶん、集中しやすい方も多いでしょう。

団体戦は、数人が順番に試合をして、チームとしての勝敗を決めます。自分の一勝がチームを助けることもあれば、仲間の勝ちに救われることもある。レッスンでよく聞かれるのが「団体戦は緊張しませんか」という声ですが、緊張はします。それでも、応援してくれる人がベンチにいる状況は、ひとりで戦うのとは違う力になります。

初心者が出場先を見つけるには

地域の卓球協会を見てみる

もっとも確実なのは、お住まいの地域の卓球協会が出している情報を見ることです。協会は年間の大会予定や要項をまとめて公開していることが多く、対象者や申し込み期限もそこに書かれています。市区町村の広報やスポーツ施設の掲示から見つかることもあります。

教室やクラブからの案内

もうひとつは、通っている教室やクラブから届く案内です。実は、初めて大会に出る方の多くは、この経路から一歩を踏み出しています。指導者は参加者のレベルを知っているので、「この大会なら合いそうです」という具体的な話ができるからです。ひとりで探すより、迷いが少なくなります。

申し込む前に確認しておきたいこと

大会によって、参加できる条件はさまざまです。地域の在住・在勤の条件、協会への登録の有無、年齢や学年の基準、使う用具のルール、締め切りの日付。どれも、ここで一般論として書けるものではありません。判断のもとになるのは、その大会の最新の要項だけです。面倒に感じても、必ずご自身で目を通してください。

出場すると、練習が変わります

目的がはっきりする

大会に申し込むと、練習の意味が変わります。「なんとなくうまくなりたい」が「この日までに、この場面をなんとかしたい」に変わるからです。目標に日付が入るだけで、一回一回の練習の密度は変わります。

自分の課題が具体的になる

試合をすると、練習では見えなかったものが出てきます。サーブが返せない、競った場面で足が止まる、得点した直後にミスが出る。負けた試合ほど、材料は多く手に入ります。人によって違いますが、一度出場したあとのレッスンでは、質問がぐっと具体的になる方がほとんどです。

勝ち負けだけを持ち帰らない

もちろん、初めての大会で勝てないことは普通です。最初のうちは、会場の雰囲気に慣れるだけで精一杯かもしれません。それでも構いません。一本でも自分の狙った球が入ったなら、それは持ち帰る価値のある結果です。

なお、持病がある方や体に痛みのある方は、出場を決める前に医師にご相談ください。無理をしない範囲で楽しむことが、続けるための条件になります。

よくある質問

Q. 初心者でも出られる大会はありますか。

あります。実力別にクラスが分かれた大会や、初級者向けの区分を設けている大会があります。ただし区分の有無は大会ごとに違うため、主催者の最新の要項でご確認ください。

Q. 年齢のカテゴリーはどう決まっていますか。

ホープス・カデット・ジュニアといった呼び方が一般的ですが、対象となる学年や生まれ年の基準は大会により異なります。同じ名称でも中身が違うことがあるので、要項を必ずご確認ください。

Q. 団体戦と個人戦、どちらから出るのがいいですか。

決まりはありません。ひとりで集中したい方は個人戦、仲間と一緒に経験したい方は団体戦が向きやすいです。人によって違いますので、通っている教室の指導者に相談してみてください。

Q. どのくらい練習してから申し込むべきでしょうか。

明確な目安はありません。サーブとレシーブが続き、ラリーがある程度できるようになれば、試合の形にはなります。よくあるのが「まだ早い」と待ちすぎてしまうケースです。

Q. 用具はそろえてから出た方がいいですか。

ラケットとラバーが大会のルールに適合していることは必要ですが、高価なものである必要はありません。何を選ぶかは好みによる部分も大きいので、コーチに相談しながら決めるのが確実です。

まとめ

卓球の大会は、市民大会からオープン大会、クラブ単位の団体戦まで、いくつもの入口があります。年齢別のカテゴリーや個人戦・団体戦といった区分もありますが、その基準は大会によって異なります。だからこそ、気になる大会を見つけたら、主催者の最新の要項を確認することがいちばん確かな方法です。

そして、出場を決めた時点で、練習の景色は少し変わります。勝つためだけではなく、自分の課題を見つけるために。まずは近くの大会を、ひとつ探してみるところからで十分です。


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