たくさん球を打ったのに、何が変わったのかわからない。多球練習は、連続して送られる球で技術を繰り返す方法ですが、目的を絞ることで振り返りやすくなります。量だけでなく、どの条件を練習したかを残してみましょう。
この記事でわかること
- 一組の練習に一つの課題を決める
- 球出しの間隔は余裕に合わせる
- ラリーで使えるかを最後に試す
一組の練習に一つの課題を決める
フォアを打つ、という大きな目標だけでは、見る点が多すぎます。「打ったあとに戻る」「同じコースへ送る」など、今回の課題を具体的にします。
球の回転や速度も、その課題を確認できる範囲にそろえてもらいましょう。ミスを直すときも、一組の途中で何度も目標を増やさないことが大切です。
球出しの間隔は余裕に合わせる
間隔が短すぎると、前の打球の修正ができないまま次の球が来ます。速く動く練習が目的でなければ、準備して打ち直せる間隔から始めます。
疲れてフォームが崩れたときには、球出しを遅くするか休憩を入れましょう。最後まで同じ回数をこなすより、課題を確認できる条件を保つことを重視してください。
ラリーで使えるかを最後に試す
多球練習では打てても、相手の返球が続くと感覚が変わる場合があります。練習の最後に固定コースのラリーへ移り、取り組んだ動作を使ってみましょう。
うまくいかなければ、来る球の違いか次の準備かを整理します。球出しとラリーを往復すると、練習の目的を試合の流れへつなげやすくなります。
次の練習で試すこと
- コーチと一つの課題、球の条件、無理のない球数を決める。
- 一組終えるごとに、できた点と崩れた点を一つ確認する。
- 同じ課題を固定コースのラリーでも試す。
よくある質問
多球練習は速い球出しのほうが上達しますか?
目的によります。動作を確認したい段階では、準備と修正ができる間隔が必要です。余裕ができてから速度や範囲を変えたほうが、課題を見失いにくくなります。
練習後に残しておきたいこと
同じ課題でも、球の速さやコースが変われば難しさが変わります。「できた・できなかった」だけで終えず、どの条件で余裕があったかを一行残してみてください。うまくいかなかった一球だけを原因の決め手にせず、繰り返した結果を比べると、次に試すことを選びやすくなります。
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